1 : はじめに

このimpressCMS独習マニュアルは、impressCMSを導入し、運用していくために必要な情報を、できるだけ難しい言葉を使わずに説明していきます。
実は、2005年にimpressCMSの前身である、XOOPSを題材にした拙書「XOOPS独習マニュアル(日本実業出版社)」というのがあるんですが、だいぶ内容が古くなってしまいました。
でも、もし参考にしたいということであればぜひどうぞ(ただし絶版ですので中古本をお探しください)

 


なお、impressCMSの機能の中でほとんど使用していない機能については、説明を省く(というよりもできない)のでご了解くださいませ。
 

 2 : impressCMSについて

ImpressCMSは、PHPとMySQLというウエブアプリケーションを活用した、ホームページの自動調理器です。
一般には「コンテンツマネージメントシステム」と呼ばれている分野になります。 さて、ホームページは、ホームページビルダーのようなソフトを使ってhtmlファイルを作成するパターンと、内容をオンラインで作成して即座に反映させるパターンに分かれています。
ImpressCMSは後者の部類になります(Wordpressなどの他のCMSも、基本は後者になります)。

さて、このImpressCMSはどんなところが優れているのでしょうか。

一つは一般的にオープンソースの分野になりますので、知識さえあればお金をかけずにサイトを構築できるという点です。

もう一つは、プログラム自体が公開されているため、変更が自由にできるという点が上げられます。
同時に、その特徴を生かして、世界中で多くの方々がいろんなプログラムの開発を着手されており、その成果であるプログラムを私たち自身が利用することができます。

ImpressCMS 公式サイト(英語) http://www.impresscms.org/

また、専門的にいうと、ImpressCMSはCMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれるシステムになっています。通常のホームページサーバー は、作られたホームページや画像などのファイルを「静的」に保存していますが、このCMSは、データベースと連携させてデータを「動的」に保存しており、プロ グラムによって加工して、ブラウザに表示させることができます。わかりやすくいうと、たとえば文章だけを入力しておけば、あらかじめ決められている法則に 従って、見やすい形でホームページにしてくれるわけです。
 



ImpressCMS は、コミュニティサイト作りに最適な、コンテントマネジメントシステム(CMS)です。このツールをお使いになることで、ウエブサイトの管理は、ちょっとした文章を書くという簡単な感覚でできるようになります。 ImpressCMSは様々な方にとっても非常に優れたシステムになるでしょう。たとえば企業サイトや会員がたくさんいるコミュニティサイト、さらには大企業から個人のブログまで広範囲に渡って便利なツールとなります。ImpressCMSは無料の非常にパワフルな結果を生み出すシステムなのです!
 

ImpressCMSをつかって何ができますか?

ImpressCMSは様々なホームページで使用することができます。システム自体は2万人以上の従業員を持つ大企業のイントラネットから、5ページ程度 の企業PRサイトまでを十分網羅出来ます。
ImpressCMSは、オンライン入力・管理できるサイト作りに適しているのと同時に、登録したメンバーによって掲載する内容の表示を変えることが簡単にできます。
つまり、会社案内的なページから、イントラネットやチャットネットのようなコミュニティサイトまでを網羅させることができます。
 
ImpressCMSには、単機能ソフトとも言える多くの「モジュール」が整備されています。どんなモジュールがあるか、その一例を紹介します。

ImpressCMSをつかったホームページ作成の流れ


通常ホームページを作る際には
 
  1. ホームページ作成用のソフトウエアを購入し、ワープロで1枚の文書を作るかのように画面のレイアウトを行い、ページを作成する。
  2. 複数のホームページを作成する(たとえば表紙のページと会社概要のページと商品概要のページなど)。
  3. それぞれのホームページ同士を「リンク」という形で結びつける
  4. ホームページのサーバーにアップロードする
という作業が必要になります。

また、ホームページを修飾するために、「アクセスカウンター」や「掲示板」などをホームページ上に作成しようとしたら、「CGI」なるものをホームページ上で設置してやる必要があります(CGIがあらかじめインストールしてあるサーバーもあります)。

CGIというのは、ホームページ上で動くプログラムの一種です。いろんな方々が様々なCGIを公開していますが、CGIの困ったところは、単にアップロー ドすれば動くわけではなく、「プログラムを変更する」という形で設定を行う必要があるところです。HTMLやCGIという言葉がわかっている人であれば問 題はないですが、わからないひとはこの時点でホームページ作成の意欲が萎えてしまいます。
(impressCMSのモジュールも一つのcgiです。実は)


こうして、目的があってホームページを作ろうとしたにもかかわらず、目的とは関係ない「技術」の面で挫折してしまう人が非常に多くなり、最終的に自分でホームページ作成をあきらめ、ホームページ作成業者にお願いすることになりかねません。

人にお願いして作ってもらうと言うことは、「人にお願いしないと変更できない」形になりがちで、かくして作られてから何ヶ月も放置されてしまうホームページができあがってしまうわけです。

それに対して、ImpressCMSは、ある程度ホームページを作るとなったときに必要になるであろう多くの機能をあらかじめ備えてある「ホームページ管理システム」です。アクセスカウンター・掲示板・お問い合わせ・ブログや日記・最新情報・はたまたチャットまで多くの機能をあらかじめ備えてあります。

インストール自体はちょっと専門的な知識が必要なのですが、インストールさえ他の人にしてもらい、ある程度のデザイン性にさえ目をつぶってしまえば、キーボードで文字が打てる人であれば誰でも充実したホームページが作れてしまうわけです。

もう少しわかりやすく説明をしてみましょう。

変なたとえかもしれませんが、料理でたとえてみます。

自分が発信したい、出したい内容という材料があるとし、みんなが見てくれるホームページという料理を完成さ せようと考えています。通常の場合はホームページ作成ソフトというすばらしいナイフや包丁などの調理器具を使って地道に料理を作ります。刺身包丁を使う か、出刃包丁を使うか、ダシには昆布だしを使うかトンコツを使うか、塩加減はどうするのか、そのあたりは自由に決めることができますので「その人ならで は」の料理を完成させることができます。

それに対してImpressCMSは、自動調理器です。材料をとにかくたたき込んでしまえばある程度一般受けする料理ができあがってしまいます。塩加減や 調味料についてはあらかじめセットされてしまっていますので調理器の設定変更でおおざっぱな味の変更はできますが、微妙な味の変更はできません。
ですから、ホームページを作成する際に、デザイン性に自分のこだわりや独自性を求めるのではなく、掲載している内容にこだわりをもって内容を充実させていこうということであればImpressCMSというシステムは最高のシステムだと思っています。

もう一つの特徴は、ImpressCMSは「ホームページ上でホームページが作れる」システムであるということです。ちょっと思いついたときにホームペー ジさえ見ることができる環境にあればホームページを更新することができます。ですから自分のパソコンを持っていなくてもインターネットカフェなどで思いつ いたことをつづることができますし、友達のパソコンをお借りして行うことだってできます。
ホームページは、本や新聞と違って「即時性」というのが結構重要なファクターになってくると思いますので、簡単にホームページから追加・削除ができるImpressCMSはまさに「すばらしいホームページ自動調理器」といえましょう。
  ImpressCMSの特長(公式サイトより)
データベースで運用
ImpressCMS はデータの保存にデータベース(MySQL)を使用しています。
モジュール機能
ホームページに掲載している情報の内容は、それぞれのモジュール(単機能はWebアプリケーション)で管理されています。モジュールのインストールはすご く簡単で、欲しい機能を簡単に実現することができます。 ニュース、掲示板、画像アルバム、ブログ。。。すごくたくさんの方が様々なモジュールを作成しています。どうぞご利用下さい。
ユーザ管理
  • ユーザ管理のオプション: ユーザ管理は、ImpressCMS標準で行うことができるだけでなくLDAPも利用出来ます。
  • セキュリティ: IPアドレスでの禁止、グループ毎のアクセス可能な内容の制限、データベースセキュリティのためのバックエンドシステムなど、様々なセキュリティ対策を施しています。
  • ーソナルデータ: 登録ユーザは、プロフィール・自分の好きなサイトテーマ・そして自分のアバター等を設定して、サイトでもっと楽しめるようにできます。
  • 多機能なグループ管理システム: 管理者は、簡単かつ高機能な管理システムで様々な権限設定を行うことができます。
世界中でサポート
ImpressCMS は世界中のボランティアによって作成され、そして更新されています。英語圏以外の方々のコミュニティもどんどんできつつあります。
マルチバイト言語サポート
日本語・中国語・韓国語などのマルチバイトの文字にも完全に対応しています。
テーマスキンによるインターフェース
ImpressCMS はテーマと呼ばれる、サイトテンプレートで運用されています。だからお好きなテーマをお使い頂くことで同じ内容でも全然イメージの違うサイトを、「ワンク リック」で運用することができます。何百種類のテーマが世界中で公開されており、ダウンロードすることでいつでもお使い頂けます!
 

どこで、ImpressCMSを入手出来ますか?

日本語版については、こちらの download より入手することができます。.現在のバージョンは1.4JPです。
公式サイトは1.4はまだアルファレベルで運用されています。こちらで動作確認ができたモジュールのみ公開させていただいています。
 

本当に無料なんですか?

ImpressCMS 自体は完全に無料のソフトウエアで、どなたでもお使い頂けることができます。ImpressCMSはXOOPSという有名で歴史あるシステムから、さらに特長を伸ばしていくために生まれたものです。
なお、モジュールやテーマについては無償ではなく有償になっているものもあります。

 2 - 2 : ImpressCMSの特長

さてimpressCMSの基本的な機能が特徴になります。

1 記事データの入力は、ログインしてから行う

2 レイアウトはテーマと呼ばれるテンプレートファイルとCSSファイルの合体したもので設定する。

3 それぞれの機能は、モジュールと呼ばれる単機能ソフトで追加することができる

4 サイトの全体設定は、管理者メニューと呼ばれる管理者ツールで行う

5 データの入力については、管理者メニューに入って行う場合と管理者としてログインすると自動で入力メニューが出る場合がある。

6 それぞれのモジュールと、基本メニューの一部分を表示する(たとえばメニューだとか、アクセスカウンタだとか)ブロックと呼ばれるものがあり、それを管理してサイトを充実させる


こんな感じをもう少し膨らませたほうがいいですね。



 





 

 2 - 2 - 1 : test

 3 : インストール作業

ImpressCMS 1.3.9 を使ったサイトを運用するには、お使いのサーバー(レンタルサーバーが主体ですね)に以下の環境が備わっていることが必要です。

PHP(プログラムを動かすエンジン)

PHPのバージョンは 5.2.5以上をお使い下さい。 できれば5.4以上のバージョンでお使いください。
PHPで使用するメモリは最低でも16MB以上でお使い下さい。 (PHP 5.2.0 のデフォルトメモリは16MBで, 5.2.0以降は128MBがデフォルトですが、実際のメモリについてはレンタルサーバーであれば、ホスト側の設定に従います。 PHPの設定についての詳細は PHP設定 をご覧下さい。)
 

データベース

impressCMSは、データを格納するためにデータベースが必要です。MySQLもしくはMariaDBで動作します。

MySQL (強く推奨します)
MySQLのバージョンは4.10以降をお使い下さい。 ただし、出来る限りバージョン5.xで構築して欲しいと願っています。

MariaDB
MariaDB 5.1以上をお使いください。 

Web サーバー

上のPHPやデータベースをサポートしているサーバーをご利用下さい。 Apacheを特におすすめします。IISでも動作します。

 3 - 2 : インストール -1- 準備

インストールの前の準備

インストールをする前に以下の作業をお願いします。

(1) 環境の確認

以下の3つのプログラムがサーバー上で動作することをご確認下さい。
 
* Webサーバー (Apache, nginx など)
* PHP 7.0 以降(7.4推奨)
* MySQL データベース 5.0以降 もしくは mariadb 5.5以上

mariadbのsql_modeのところで、うまく行かないことがあるので、そのときはコチラを見てください。

(2) データベースを作成
インストールをはじめる前に必ずデータベースを一つ作成して下さい。そして、このデータベースを管理出来るアカウントのアカウント名とパスワードを必ず準備して下さい。
レンタルサーバーをお使いの方は、業者の方に確認ください。

(3) htdocフォルダ内のファイルをコピー
こちらより、ImprssCMS JP Coreをダウンロードして頂き、解凍ソフトなどで展開して下さい。
そして、できたファイルのうちのhtdocフォルダ内のファイル及びフォルダを全てウエブのルートにアップロードしてください。

アップロードが完了したらフォルダの属性(権限)を設定します。
cacheフォルダ、template_cフォルダ、uploadsフォルダ、trust_pathフォルダおよびmodulesフォルダを書き込み可能(777)に設定してください。(FFFTPでは変更するフォルダをクリックした後右クリックし、属性設定をクリックしすべての書き込み権限にチェックマークを入れてください。)
mainfile.phpについても書き込み可能(666)に設定してください。
 
trust_pathフォルダの中の、cacheフォルダ、modulesフォルダを書き込み可能(777)に設定してください。
また、trust_path/modules/protector/configsフォルダも書き込み可能(777)に設定してください。
 
(4)クッキーとJavaスクリプトを有効にしてください。
 

ヘルプの表示/非表示

インストールの最中、ヘルプを表示することができます。?ボタンをクリックするとヘルプが表示されたり隠れたりします。
慣れた方はヘルプは必要ないとは思いますが、初めてインストールしたり、よくわからなかったりする場合は、ヘルプを見ながらインストールするとよろしいかと存じます。
1. インストール Step 1: 言語の選択  すべてのファイルをコピーし、ファイルの権限設定などが無事に終了したら、ブラウザでインストールするURLにアクセスしてください。インターネット上では、http://yoursite.com、ローカル環境では http://localhost  になリますね。
アクセスすると、自動的にインストールプログラムが開始されます。
 


英語でインストールする場合はenglishを、日本語でインストールする場合はjapaneseを選択してください。
選択後「(Next)」をクリックしてください。
残念ながらこの時点だけは英語になってしまっていることをご了承下さい。

 3 - 3 : インストール -2-

インストール Step 1: インストールウィザード開始


」をクリックすると以下のような画面になります(日本語の時は)



問題がなければ「(次へ)」をクリックしてください。
 

3. インストール Step 3: サーバー環境のチェック

イントロダクションの次に環境の確認を行います。



 


問題がないかどうかを確認してください。

ここで、今一度確認してください。

※MySQLで1つ以上のデータベースがあること
※MySQLのデータベースを管理出来るアカウント(パスワード)を持っていること
※trust_pathを作成していること trust_pathの下にmodulesフォルダを作成していること。またそのフォルダが誰でも書き込み可能(777)なこと
※cacheフォルダ、templates_cフォルダ、uploadsフォルダが誰でも書き込み可能(777)なこと
※mainfile.phpが誰でも書き込み可能(666)なこと

では次に進みましょう。

4. インストール Step 4: サーバー上の環境設定

ここでは、しっかりとImpressCMSが運用出来るようにサーバー上のパスの設定を行います。

絶対パスは、このインストールプログラムが動作していると言うことは問題なく設定されていると言うことになります。
 

 

書き込み権限などの設定がおかしな場合は問題がある箇所が赤字ででますので、そのときは書き込み権限などの設定をしっかりと確認してください。


次にtrust_pathもサーバー上の絶対パスになっているかどうかを確認して下さい。
trust_path作成ボタンをクリックしたら作成出来るような感じでインストーラは作られていますが、実際には作成されません。
入力したら、「(次へ)」をクリックしてください。
trust_pathの設定に不備があれば、ここでエラーメッセージが出ますが、問題なければ次に進みます。
 

5. インストール Step 5: データベースの接続設定

次にデータベースの設定を行います。
 

 

Databaseは、PDO-MySQLを選択してください。

サーバー名は、ローカルであれば通常localhostになります。また、レンタルサーバーの場合はMySQLのアドレスをもらっていると思いますのでそちらを入力して下さい。

ユーザ名とパスワードは最初に準備して頂いたデータベースアクセス用のアカウント名とパスワードを入力してください。

継続的な接続については、通常チェックマークを入れない(空白)で結構です。

入力が完了したら「(次へ)」をクリックしてください。
 

6. インストール Step 6: データベースの環境設定

次にデータベースの環境設定を行います。
 

 
 
データベース名は最初に準備しておいたデータベース名を入力してください。

テーブルプレフィクス・Saltキーについては、修正してもかまいませんが、よくわからない場合は最初に記述されたものを変更する必要はありません。

データベースの文字セットについても、特にレンタルサーバーから指定がない場合は、そのままでお願いします。
 

7. インストール Step 5: 今までの設定確認

今まで入力してきた内容の確認をここで行います。
 

 


問題がなければ、次へをクリックしてください。今までのデータをmaifile.php等に保存します。

さあ、あと一息です。次に行きましょう。

 3 - 4 : インストール(3)

8. インストール Step 8: データベースの整備

次に、ImpressCMSが全体的に利用するデータベースのテーブルを作成します。
 

 
(次へ)」をクリックしてください。

 
上のような表示が行われ、テーブルがたくさん作成されたことがわかります。
(次へ)」をクリックしてください。

9. インストール Step 9: 管理者アカウントの設定

impressCMSのサイトを設定したり、データを入れたり出来る人をimpressCMSでは「管理者」と呼んでいます。
 

ImpressCMSは、最低1名の管理者が必要です。管理者はサイト全体の管理運用を行うことができます。

管理者の情報としては、
・管理者のニックネーム(表示名)
・管理者のログインアカウント
・メールアドレス
・パスワード
が必要になります。
この表示名・ログインアカウントとパスワードについては、ご自由に設定することができます。
ImpressCMSでは、入力されたパスワードがセキュリティ的に問題がないかを、自動で判別してくれます。
上の例では「弱」ですね。
ユーザ名やパスワードからパスワードを連想出来る場合はセキュリティが弱くなります。
欲を言うと、「弱」の上の「良」以上のセキュリティレベルだと良いですね。

入力が完了したら、「(次へ)」をクリックしてください。
 

このような表示になります。「(次へ)」をクリックしてください。

インストーラは自動で、どんどんデータを格納してくれます。

 

見終わったら、「(次へ)」をクリックしてください。
 

10. インストール Step 10: モジュールのインストール

impressCMSでは、ここであらかじめ標準でインストールできるsitemapモジュールをインストールすることができます。
 

なお、ここでのポイントは、セキュリティ上非常に有効なモジュール「protectorモジュール」(GIJOE氏開発)および「altsysモジュール」(GIJOE氏開発)が必ずインストールされるということです。
この自動でインストールされる際に、注意しなければならないのが最初に設定したtrust_path/modulesの属性です。これを間違っているとインストールが止まってしまうので気をつけてください。

 

11. インストール Step 11: インストール完了

 


これで、インストールプログラムを利用してのインストールが完了しました。

家の形をしたアイコンををクリックするとサイトを見ることができます。
 

これが日本語お勉強版でインストールしたときに表示される標準画面です。

ただ、ここでもう少しインストールする必要がありますのでご注意ください。もうちょっと頑張りましょう。

 3 - 5 : インストール(4)

早速先ほど登録した管理者アカウントでログインしましょう。
 

13. インストール Step 13: 管理者としてログイン

ログインは、左上のログインブロックで行います。設定したログイン名とパスワードを入力して、ログインボタンを押してください。
 

そうすると、管理者のメインメニューが登場します(右上の白いポップアップが出るのに気づきましたか?) ImpressCMSでは、最初のメッセージもゲスト向けと管理者向けが準備されていて、ちょっと驚かされました。

一応これでインストール自体は完了しました。
おめでとうございます。

ただ、本当の初期状態にするにはもうちょっと必要です。

さて、ImpressCMSのインストールが完了しました。

自動的にインストールされたprotectorモジュールですが、多少変更を加える必要がありますので、その手順をご連絡申し上げます。

さて、管理者メニューに入ってみましょう。impressCMSでは、管理者メニューのトップ画面をコントロールパネルと呼びます。

下のような画面が出てきたと思います。これが管理者メニューのトップ(コントロールパネル)です。



下の方に、赤いエラー表示が出ました。システム上の警告です。

だいたいこれは皆さんも経験するはずです。

Protectorモジュールの設定どころの騒ぎではありません。

この警告は取り除いておきましょう。

一番上の「警告」はinstallフォルダが残っているという事を教えてくれています。installフォルダがあると、悪意あるユーザが初期化してしまうかもしれません。FTPで、installフォルダ自体を削除してしまいましょう。

次の「警告」は、mainfile.phpの書き込み権限です。mainfile.phpは、通常変更されると困るので権限を変更する必要があります。権限を644または444に設定してください。

さて、システム上の警告は消えましたでしょうか。
 

 

Protector モジュールの設定

さて、protectorモジュールの設定なのですが、設定というよりもファイルの転送といったほうが早いかもしれません。

さてじっさいに、protectorモジュールの管理画面を見ておきましょう。右のインストール済みモジュールのところの、protectorというアイコンをクリックしてください。
 


 

詳しい設定は別として、「セキュリティガイド」をクリックしてください。

このような形で、赤い警告がでています。この警告は除去しておきたいので以下の処理を行ってください。

配布されたコアファイルの中に
/extra/plugins/preloads/protector.php
extraフォルダの中のpluginsの中のpreloadsの中のprotector.php
というファイルがあります。

これを、FTPで、ウエブのルートフォルダ/
/plugins/preload/ フォルダにアップロードしてください。

そのあと改めて、先ほどのセキュリティガイドを見てみると
 

このような形で解決していることがわかります。

 

 3 - 6 :  Protectorモジュールの設定

さて、ImpressCMSのインストールが完了しました。

自動的にインストールされたprotectorモジュールですが、多少変更を加える必要がありますので、その手順をご連絡申し上げます。

さて、管理者メニューに入ってみましょう。impressCMSでは、管理者メニューのトップ画面をコントロールパネルと呼びます。

下のような画面が出てきたと思います。これが管理者メニューのトップ(コントロールパネル)です。



下の方に、赤いエラー表示が出ました。システム上の警告です。

だいたいこれは皆さんも経験するはずです。

Protectorモジュールの設定どころの騒ぎではありません。

この警告は取り除いておきましょう。

一番上の「警告」はinstallフォルダが残っているという事を教えてくれています。installフォルダがあると、悪意あるユーザが初期化してしまうかもしれません。FTPで、installフォルダ自体を削除してしまいましょう。

次の「警告」は、mainfile.phpの書き込み権限です。mainfile.phpは、通常変更されると困るので権限を変更する必要があります。権限を644または444に設定してください。

さて、システム上の警告は消えましたでしょうか。
 

 

Protector モジュールの設定

さて、protectorモジュールの設定なのですが、設定というよりもファイルの転送といったほうが早いかもしれません。

さてじっさいに、protectorモジュールの管理画面を見ておきましょう。右のインストール済みモジュールのところの、protectorというアイコンをクリックしてください。
 


 

詳しい設定は別として、「セキュリティガイド」をクリックしてください。

このような形で、赤い警告がでています。この警告は除去しておきたいので以下の処理を行ってください。

配布されたコアファイルの中に
/extra/plugins/preloads/protector.php
extraフォルダの中のpluginsの中のpreloadsの中のprotector.php
というファイルがあります。

これを、FTPで、ウエブのルートフォルダ/
/plugins/preload/ フォルダにアップロードしてください。

そのあと改めて、先ほどのセキュリティガイドを見てみると
 

このような形で解決していることがわかります。

 

 3 - 7 : PHPの設定

PHP はディレクティブとよばれる様々なパラメータを持っており、そのパラメータに従って動きます。そのため、設定一つ一つがパフォーマンスやセキュリティに大きな影響を及ぼします。

ここではImpressCMSを運用するために必要ないくつかのディレクティブについて説明を加えます。

なお、この原文(英語)はこちらにあり、それを簡単に翻訳した文書がこの文章になっています。

 

The Directives

memory_limit

設定方法:全て (user scripts, Windows registry, php.ini, .htaccess or httpd.conf) これはPHPを動かす際に使用出来る最大のメモリサイズを設定します。メモリが少ない環境ではうまく動かないことがあります。

safe_mode

設定方法: サーバのシステム (php.ini or httpd.conf)
PHPがセーフモードで動作出来るかどうかを設定します.

デフォルト (5.2.1): 0 (動作出来ない)
おすすめ: 0

セキュリティの観点から重要です。(php6.0ではなくなる予定)

register_globals

設定方法: ディレクトリ単位で設定 (php.ini, .htaccess or httpd.conf)

EGPCSと呼ばれるパラメータ (Environment, GET, POST, Cookie, Server) をグローバル変数として扱うかどうかを設定します

デフォルト (5.2.1): off
おすすめ: off

これはセキュリティの観点から重要です。 PHP6.0では非推奨?になります。

allow_url_fopen

設定方法: サーバーシステム (php.ini, or httpd.conf), PHP4.3.5以降

リモートファイル(別サーバー上のファイル)を読み込んで処理することを許可するかどうかを設定します。

デフォルト (5.2.1): 1 (enabled)
おすすめ: 0, ただし、いくつかのモジュールはこの状態だと動かない可能性があります。

これはセキュリティの観点から重要です。

session.use_trans_id

設定方法:全て  (user scripts, Windows registry, php.ini, .htaccess or httpd.conf)

一部の携帯電話では、Cookie が使えない。そのため、携帯サイトの開発では、セッションID をリクエスト URL の一部に含める方法が取られることが多い。PHP では設定ファイルに use_trans_id というフラグがあり、これを有効にすることにより、PHP 側で自動的にこの処理をやってくれる。

デフォルト (5.2.1): 0 (disabled)
おすすめ: 1

これはセキュリティの観点から重要です。

 

 

 4 : impressCMSの管理

impressCMSの管理者メニューでは以下のような管理を行うことができます。
 

  1.  全体的なイメージを変える
  2.  いろんなモジュールをインストールして使っていく
  3.  インストールしたモジュールを使って、ホームページを華やかにする
  4. 実際にデータを入力してホームページを充実させる
  5. 細かな変更を加えていく

本当であればこの5つを明確に分離して説明できればいいのですが、なかなか明確に分離することができない部分もありますので、それについてはご了承ください。

それではまずは管理者としてログインしましょう。
管理者でログインすると、ユーザメニューが現れます。



□ 登録情報

登録情報は、皆さんの登録している情報を表示します。プロフィールの編集をクリックすると登録情報の変更を行うことができます。

□ お知らせ

ホームページの上で何かのアクションが行われた(新しい情報がインプットされた)時に通知をするかどうかの設定を行います。具体的にはそれぞれのモジュールでお知らせ機能を有効するかどうかの設定を行います。

□ ログアウト

ログアウトします。ログアウトした後は、また何の権限も持たない「ゲスト」になります。

□ 管理者メニュー

管理者専用のホームページメンテナンスメニューです。ここで様々な設定・モジュールの追加・削除・メンテナンスを行っていきます。

 4 - 2 : カスタムタグ

カスタムタグは、ある定型的な規則に基づいたメッセージや加工法などをタグとして登録することができるモノです。

XOOPSBBコードを拡張させるタグとして機能させることができます。

詳しくはまだ工事中です。

 4 - 3 : コメント管理

コメント管理は、各モジュールで受け取ったコメントを一括して管理する機能です。
このコメントがどのIPアドレスから発信されたかを判断することができます。

詳細は工事中ということで。

 4 - 4 : ブロック位置管理

ブロック位置管理は、よほどの詳しい人じゃない限り混乱を招くだけですので、このメニューは基本的にはさわらないようにしてください。

 4 - 5 : ブロック管理

ブロック管理は、小ブロック(以下ブロック)の表示をどのように行うのかということを設定いたします。モジュールをインストールした後には、その都度このブロック管理を行う必要があります。
実際のブロック管理は、altsysモジュールで行いますので、ここでは概念として理解してください。概念は、現時点で把握しておかないとわからなくなりますので、くどくなるかもしれませんが一つ一つ説明しておきます。

ブロックは私たちとプログラムとの架け橋

サイト上では、たとえばログインブロック・メインメニューブロック・ユーザメニューブロックなどあります。
見ておわかりの通り、それぞれが独立した形で表示をされています。
これらのブロックをどのように表示するのか、どこに表示するのかそれを設定するのがこのブロック管理になります。
ブロックは、モジュールによって自動的に作られるブロックと、管理者が自由に作れるブロックであるカスタムブロックの2種類があります。いずれにしても設定した内容がホームページに表示されるようになります。

 ブロック管理の画面をみる
 

 

ブロック管理の画面は上のようになっています。

表示することができるブロックの一覧の画面と、新規ブロック作成という2つの部分からなっています。

ブロック一覧の画面の説明を行います。各ブロックは「ブロックの説明」「タイトル」「モジュール」「表示サイド」「並び順」「表示/非表示」「操作」の6項目が表示されています。

□ ブロック説明
ブロックの機能を説明しています。

□ タイトル
実際のホームページに表示されるブロックのタイトル(表題)です。

□ モジュール
どのモジュールにて定義されたブロックかを表示しています。

□ サイド
どの大ブロック(左、中央左・中央中・中央右・中央下左・中央下中・中央下右のブロック)に表示するかを表示しています。インストール直後はすべて左ブロックに表示する設定になっています。

□ 並び順
同じ大ブロックの中に複数ブロックを表示する際の順番を記述します。同じ番号の時には上に表示されているブロックから順番に表示をしていきます。

□ 表示する?
ブロックを表示するか非表示にするかの設定を行います。デフォルトでは、「ユーザメニュー」、「ログイン」、「メインメニュー」の3つが表示され、ほかのブロックは非表示になっています。表示するブロックは、緑のランプがつき、非表示のブロックは赤のボタンが付いています


□ 操作
このブロックの表示に関する設定変更(編集)を行います。クローン(複写)・編集・削除の3つのメニューとなります。みだりに削除すると大変ですので、削除はできるだけ使用しない方が無難です。

ブロック管理に関しての詳細は、XOOPS独習マニュアルの109ページから121ページをご覧ください。カスタムブロックの作り方なども掲載していますよ。

 4 - 6 : バナー管理

いろんなサイトのバナーを掲載し、それをランダムに表示させることができます。
そのバナーをクリックすると、指定されたサイトにリンクされます。

画像サイズは通常468×60pxの画像です。impressCMSではjpg,gifといった画像とflash画像を登録することができます。



日本語版をインストールした場合は、当初5種類のバナーがあらかじめ登録されています。(一つはこちらです)

考え方としては、お客様を登録し、そのお客様のバナー画像を登録するという形になります。

すでに登録しているバナーがどのように登録されているか、参考にしながら追加する場合は追加してみてください。

 4 - 7 : アバターマネージャ

ただいま工事中です。

 4 - 8 : 自動タスク

工事中です。

 4 - 9 : アドセンス

ただいま工事中です。

 4 -10 : コントロールパネル

さて、ユーザメニューから管理者メニューをクリックすると、管理画面が現れます。
このメイン画面のことを「コントロールパネル」と呼びます。
 


 
画面は左側の各種設定を行うコントロールパネル(狭義)と、右側にインストール済みモジュールのアイコンが表示されます。

コントロールパネルは、XOOPS2.0の時にはシステム管理と呼ばれていました。XOOPS Cube Legacyの場合は、このコントロールパネルが、互換モジュール・ユーザーモジュール・互換レンダーシステムと分離してしまいました。

そういう意味では、このimpressCMSは非常にわかりやすい管理インターフェースを持っているといえます。

また、画面上部のコントロールパネルメイン・システム・モジュールとかかれているところをクリックすると、プルダウンメニューが出てきます。

管理者メニューを終えて、元の画面に戻るときには、コントロールパネルのダウンメニューからホームページを選択します。

サイトの全体を設定するコントロールパネルでは以下のメニューがあります。
英語のアルファベット順にメニューが整列しているので、日本語順にはなっていませんがお許しください。
  よくわかっていない管理項目もありますので、その辺は割愛させて頂きます。

 4 -11 : ユーザ検索

impressCMSに登録したユーザを検索することができます。

様々な条件を組み合わせて、検索することができますので非常に便利な機能だと思います。

ただし、会員サイトを構築しない場合は、あまり役には立たないですね。

 5 : impressCMSサイトで使うエディタ

ImpressCMSサイトでは、情報の入力を行っていくのに、Javaスクリプトを使ったブラウザ内のエディタを使用しています。

XOOPS独習マニュアルを発刊した当初は、XOOPSBBエディタとSPAWエディタが使われていました。

現在は、従来どおりのXOOPSBBエディタに加えて
日本の方が開発したモジュールで利用可能なFCKEditorと
ImpressCMSに標準で利用可能なTinyMCEエディタが利用可能です。

もともと開発当初にあったのは
XOOPBBエディタです。

これは、機能が少ない代わりに、単純で簡単に入力が可能なので、速報や掲示板などの投稿に向いています。

FCKEditorとTinyMCEは、WYSIWYGエディタと呼ばれているものです。私たちが仕事で使っているワープロソフトも、印刷プレビューの状態で編集ができますが、この2つのエディタも、Microsoft Wordのような使い方でわかりやすいサイト記事作成ができます。
コンテンツ系のモジュールや、ブログ系のモジュールにはこちらが適していると思います。

実際にここで使っているモジュールでどのエディタが使用可能か確認してみます(WYSIWYGエディタについては設定で使用の可否を管理者が設定できますので、あくまでも「可能」と捉えてください)。
 

  XoopsBB FCKEditor TinyMCE
Bulletin(トピックス)  
Formmail(お問い合わせ)      
iforum(情報フォーラム)  
pico(iCMS独習マニュアル)  
links(リンク集)    
d3downloads  
gnavi(地図付掲示板)  
d3blog(いろんな情報)  
       

 5 - 2 : FCKエディタ

FCKエディタはimpressCMSで使用するWYSIWYGエディタの一つです。
結構多くのモジュールの入力用インターフェースとして利用されています。



基本的には文字修飾はアイコンで行うことができると同時に、リンクなどもボタン一つで行うことができます。画像のアップロードなどもFTPを使うことなくできますので、ある意味非常に重宝するエディタです。
なお、このエディタでは、いろんなところでポップアップ画面が出てきます。そのため、ブラウザでポップアップを禁止するとこのエディタは使えませんので、必ずポップアップをこのサイトでは許可してください。

それぞれのボタンを上段左から説明します。アイコンにマウスカーソルを移動すると日本語のボタン説明がでますので、それを元に説明していきます。※についてはさらに説明が必要なので、別に説明を行います

一段目
ソース:        HTMLソース編集モードと切り替えます
保存:        使用しません
新規:        使用しません
プレビュー:    使用しません
テンプレート:    FCKEditorが持っているテンプレートを呼び出します
切り取り:        カット(CTRL+X)
コピー:        コピー(CTRL+C)
貼り付け:        ペースト(CTRL+V)
プレーン貼り付け:    属性を持たないテキストとして貼り付け
Word貼り付け:    Wordファイルとして貼り付け
印刷:        編集中の文書を印刷します
検索:        文章中からキーワードを検索します。
置き換え:        文章中からキーワードを検索し、置換します。
すべて選択:    すべて選択します(CTRL+A)
フォーマット削除:    文書中のフォーマットを削除します。

二段目
フォーム:        フォームエリアを作成します。
チェックボックス: チェックボックスを追加します。
ラジオボタン:    ラジオボタンを追加します。
1行テキスト:    テキストボックスを追加します。
テキストエリア:    テキストエリアを追加します。
選択フィールド:    セレクトボックスを追加します
ボタン:        コマンドボタンを追加します。
画像ボタン:    画像ボタンを追加します。
不可視フィールド: 各紙フィールドを追加します。

三段目
太字:        選択した文字列を太字にします。
斜体:        選択した文字列をイタリックにします。
下線:        選択した文字列に下線を加えます。
打ち消し線:    選択した文字列に打ち消し線を加えます。
添え字:        選択した文字列を下付き文字にします。
上付き文字        選択した文字列を上付き門司にします。

段落番号        選択した文字列を箇条書き(番号)にします
箇条書き        選択した文字列を箇条書きにします

インデント解除    インデントを解除します。
インデント設定    インデントを設定します。

文字寄せ        左寄せ・中央寄せ・右寄せ・均等割にします。

リンク挿入/解除    選択した文字・画像に対してリンクを設定します。   
リンク解除        リンクを解除します
アンカー挿入編集    アンカーを追加・編集します。

四段目
※イメージ        画像の編集・挿入を行います。
Flash        flash画像の編集・挿入を行います。
※テーブル        テーブル(表)の挿入・編集を行います。
横罫線        水平線の追加を行います。
顔文字挿入        テンプレート内の顔文字を挿入します。
特殊文字        通常のアルファベットじゃない特殊文字を挿入します
改ページ挿入    使用しません
ソフトキーボード    使用しません

五段目
スタイル        使用しません
フォーマット    見出しなどのフォーマットを設定します
フォント        日本語フォントの選択ができません
サイズ        文字の大きさを設定します。

六段目
文字色        選択した文字の文字色を設定します。
背景色        選択した文字の背景色を設定します。
最大化        エディタのサイズを最大にします。
ヘルプ        FCKEditorのクレジットを表示します。


画像のアップロード

CKEditorでは、画像を自分のローカルコンピュータからサーバーにアップロードして表示させることができます。
これは、ある意味非常に便利な機能といえます。
なお、これを行う際には、uploads/fckeditorフォルダを作成し、アクセス権限を777にしておく必要があります。

画像のアップロードの手順は以下の通りです。

1 画像ボタンを押して、画像のポップアップ画面を出す。



2 アップロードタブをクリック、その後参照をクリックして表示させたい画像を選択する。
 

3 選択後、サーバーに送信をクリック。成功すると以下のような表示になる。



4 OKをクリックすると、自動的にイメージ情報タブに移動するのでOKをクリック。

5 本文内に画像が登録されたことを確認する。
表の作成
FCKEditorでは表をまとめて作成させることができます。
表を作成するボタンをクリックすると以下のような画面がでます。



行は縦、列は横を表します。
impressCMSではテーブル幅などはCSSで設定しない限りは横幅が100%になりますのでご注意ください。
OKをクリックすると、表が挿入されます。

行の削除や行の挿入などの表の編集については、表内で右クリックしてください。
ポップアップメニューが出ますので、ご希望のメニューを選択してください。

 5 - 3 : BBエディタ

Xoopsで文字や画像を格納していくのに、もっとも使うのが XoopsBBcodeです。この使い方をマスターしておくことは非常に大切なことです。

XoopsBBcodeは、HTMLファイルと同じように、文字列だけからなるホームページ用のコードです。ただ、文字列だけを入れなさいなんて事を書 くと、非常に不親切ですので、Xoopsでは、BBコードエディターみたいなちょっと親切なツールを用意しています。名前は何なのかわからないので、ここ では「BBエディタ」と呼びます。

今は、FCKEditorやTInyMCEエディタを使うのが主流になっていますが、文字や簡単な画像をどんどん入力していくには、まだこのBBエディタがわかりやすいかもしれません。

この使い方については、XOOPS独習マニュアル140ページ~153ページをご覧ください。
 



 

XoopsBBcode一覧


XoopsBBcodeは、

[コマンド] 文章 [/コマンド]

という形からなっています。それぞれのコマンドと書式・記入例および表示例を説明しておきます。

初心者の段階ではあまり見ることがないかもしれませんが、スキルアップするに従って必要になると思います。なお、XoopsBBcodeは、大文字と小文字の区別をしません。一覧ではすべて小文字で書きます。なお、重複して利用することもできます。(太文字と下線を両方使うなど)
 
b
目的 文字を太文字にします。
書式 太文字にしたいテキスト
記入例 強調したい文字です
 
i
目的 文字を斜体にします。
書式 斜体にしたいテキスト
記入例 斜体にしたい文字です
 
u
目的 文字に下線を引きます。
書式 下線を引きたいテキスト
記入例 下線を引く文字です
 
d
目的 文字に取消線をつけます。
書式 取消線をつけたいテキスト
記入例 取消したい文字です
 
url
目的 ホームページのリンクを作成します。
書式 リンク先への説明
記入例 [url=http://www.chushokigyo.net]Chushokigyo.netのホームページです![/b]
 
email
目的 電子メールへのリンクを作成します
書式 [email=メールアドレス]メールの説明[/email]
記入例 [email=]メールはこちらまで[/mail]
 
quote
目的 引用文を表示します。引用文は通常枠に囲まれて表示されます。
書式 引用e:

引用したい文章

記入例 引用e:

そういえばこんな事が言われていましたよね

 
img
目的 画像を表示します。
書式 (位置指定をしないとき) (画像左寄せにし、その右側に文字をまわりこませる時) (画像を右寄せにし、その左側に文字をまわりこませる時)
記入例
 
font
目的 文字のフォントを変更します。(半角英数字のみ)
書式 フォントを変更したいテキスト フォント名は、Arial, Courier, Georgia, Helvetica, Impact, Verdanaのいずれか
記入例 Let’s enjoy Xoops Page!
color
目的 文字色を指定。
書式 [color=カラーコード[1]]色を変えたいテキスト[/color]
記入例 紫色にしたい文字です
 
size
目的 文字を大きさを設定します。
書式 [size=文字大きさ]大きさを変更したいテキスト[/size] 大きさは大きい順にxx-large, x-large, large, medium, small, x-small, xx-small
記入例 大きくしたい文字です
 
siteurl
目的 相対リンクを張ります。ホームページを移動させるときなど便利です。
書式 リンクの説明のテキスト
記入例 新着情報はこちらから
 
code
目的 プログラムソースなどを書くときに見たまま表示させるようにします。通常行頭のスペースは無視されますが、字下げなどを行うことができます。
書式
プログラムソース
記入例
             

  [1] カラーコードは、R(赤)、G(緑)、B(青)の3減色の度合いをそれぞれ00~FF(255)までに分解して色を表示するもの。赤の場合はff0000、黄色の場合はffff00という風になる。カラーコードでホームページを検索すると参照できます。

 6 : モジュール

モジュールとは、単機能(単機能じゃないものもありますが)のソフトウエアです。XOOPS2.0の時代は、いくつかのモジュールが標準でついていましたが、現在は豊富なモジュール財産もあり、標準ではほとんどついていません。

またディストリビューションという形で推奨のモジュールを入れて配布しているものもあります。

モジュールの多くは再配布や変更などが可能になっています。また有償のモジュールもいくつかあります。様々なモジュールは様々な開発者が作成されたすばらしい財産ですが、販売されていないものは誤動作を起こしてしまう可能性が捨てきれません。そしてどんどん進化する可能性を秘めています。

モジュールは、様々なところで配布をされていますし、公式サイトや当サイトでも入手することができます。

モジュールは、サーバーの「module」フォルダの下に展開してあります。ですから、使ってみたいホームページをダウンロードしたときには、一旦パソコン上で圧縮されたモジュールを展開し、フォルダごとmoduleフォルダの下にアップロードしてください。

なお、モジュールの考え方もいろいろ進化しており、D3モジュールと呼ばれる複製可能なモジュールもどんどん生まれています。

その際には、trust_pathにアップロードするものと、modulesフォルダにアップロードするという形になります。

詳しくは、XOOPS独習マニュアルの182ページ~184ページをご覧ください。

私たちがモジュールを利用し、見た目の変更をかけていく場合には、ほとんどの場合templateフォルダの中のファイルとlanguageフォルダの中のファイルを変更していくことになります。
(D3モジュールのテンプレート変更は、altsysモジュールを使って行います)

モジュールをインストールしたり、モジュールの名称を変更したりする、いわゆる「モジュール管理」全体設定は、管理者メニューの中の、コントロールパネル―モジュール設定で行います。



インストール済みのモジュール一覧と、インストールしていないがインストールが可能なモジュールの一覧が上下の表で設定されています。

XCL2.1の場合は、インストール済みのモノが「モジュールの管理」で、インストールしてないモジュールは「モジュールのインストール」で見ることができます。

モジュールのインストールは、インストールを行おうとするモジュールの右側にあるインストールアイコンをクリックします。インストール自体はそれで完了です。

インストールが完了しますと、モジュール管理画面の、インストール済のモジュール側にインストールしたモジュールが異動します。

画面はちょっと違いますが、このあたりはXOOPS独習マニュアルの185ページから191ページをご参照ください。

モジュールをインストールしてデータを格納したけれど、使わないという場合があります。そのときには2つの選択肢があります。

1 モジュールをアンインストールしてしまう
2 モジュールを非アクティブ化する

アンインストールを行うと、入力したデータを含めてすべて消えてしまいますが、非アクティブ化を行うと、メニューなどには全く出てきませんが格納済みのデータが消えることはありません。
詳細はマニュアルの191ページをご参照ください。

モジュールのうち、表示可能なものについては必ず表示順があります。デフォルトではすべて表示順は「1」になっており、モジュール管理画面の上から順番にメインメニューに表示されます(インストールした順番になります)。

ただ、後からインストールしたものでもメニューの上位に表示させたいという場合があります。その場合には、この表示順を並べたい順番に変更してください。なお、「0」を入力しますと、「表示しない」という意味になってしまいますのでご注意ください。モジュール名称の変更・非アクティブ化と同じような手順で設定を完了することができます。

なお、モジュールの名称変更・非アクティブ化・アクティブ化・表示順の設定は同時に行うことができます。

モジュールをインストールした際には、必ず誰がアクセスできて、誰がアクセスできないかを確認してください。もし閲覧権がない場合はインストールしても閲覧することができません。

ですから、モジュールをインストールした後は、必ずブロック管理で、表示するブロックを表示させたい場所に設定した後に、グループ管理でモジュールアクセス権限とブロックアクセス権限を設定するようにしてください。(独習マニュアル123ページ参照)

もちろん、ゲストには見せたくないモジュールもあると思いますが、必ずグループ管理は行うようにしてください。なお、モジュールによっては管理画面でグループ権限やブロック表示の設定を行うことができるようになっているものもあります。

モジュールをインストールした後、そのモジュール自体が作者のご努力によりバージョンアップされることがあります。バージョンアップは通常フォルダ全体をコピーしてアップデートをかけますが、その際にもしテンプレートなどを変更していた場合、標準に戻ってしまいます。

アップデートを行う前には、必ず変更したテンプレートや言語ファイルのバックアップをとっておいてから行ってください。私もそれで幾度となく「涙」しました。

impressCMSでは表示形式を変更する際に、テンプレートファイル(通常拡張子がhtmlとなっているファイル)を変えた場合は自動的に変更になります。
D3モジュールの場合は、altsysモジュールのテンプレート管理で修正を行っていきます。

なお、それぞれのモジュール解説の冒頭に、モジュール概説表を掲載しています。その表の中にバージョンが掲載されています。このマニュアルをお読みのタイミングによっては、バージョンアップがなされており、変更が行われている場合もありますのでご注意ください。

 6 - 2 : Protectorモジュール

Protectorモジュールの特長

ホームページを開設していると、様々な悪意を持った人が攻撃を仕掛けてくる可能性があります。
自分のパソコンがウイルスに感染しないようにウイルスチェッカーをインストールするように、
ImpressCMSのサイトを運用するときには必ずprotectorモジュールを入れておくべきです。

Protectorモジュールは以下の攻撃に対して、効果を発揮します。

(以下作者のGIJOE氏のサイトより転載)

- DoS
- 悪意あるクローラー(メール収集ボットなど)
- SQL Injection
- XSS (といっても、全てではありません)
- システムグローバル変数汚染
- セッションハイジャック
- ヌルバイト攻撃
- ディレクトリ遡り攻撃
- いくつかの危険なCSRF (XOOPS 2.0.9.2以下に存在するもの)
- Brute Force (パスワード総当たり)
- 拡張子偽装画像ファイルアップロード (すなわち、IE Content-Type XSS)
- 実行可能なファイルをアップロードする攻撃
- XMLRPC関連
- コメントSPAM/トラックバックSPAM等、あらゆるSPAM

これらの攻撃からあなたのXOOPSを守り、ログに記録します。


ImpressCMSでは必須のインストールモジュールとして位置づけています。

 6 - 3 : Protectorモジュールのインストール

Protectorモジュールのインストール

impressCMS1.2では、protectorモジュールはインストールの時にインストールされますので、インストール自体は必要ありません。

protetorモジュールを完全に動作させるためには、もう一つ作業が必要になります。

impressCMSのインストールを行うときに解凍したファイルの中に

extrasフォルダ

があります。

そのなかの
extras/plugins/preloads/protector.php

というファイルを
サーバーの
(ルート)/plugins/preloads

フォルダにアップロードしてください。

以上でprotectorモジュールのインストールは完了です。

 6 - 4 : Altsysモジュール

Altsysモジュールについて


他のモジュールは取捨選択が可能ですが、protectorモジュールとaltsysモジュールは
必須モジュールといえます。
systemモジュールのように最初からインストールされていればいいのですが、残念ながら、trust_pathにモジュール本体がある関係上、まずシステムインストールをした後・・・という事になります。

さて、Altsysモジュールは、ImpressCMSの特長の一つであるトップページなどで表示をさせるブロックの管理やどんな風に表示させるか、どんな項目を表示させるかといった、表示形式のひな形、つまりテンプレートをわかりやすい形で設定をしています。
また、altsys対応モジュールも増えており、altsysの機能を使ってそれぞれのモジュールのブロックやテンプレートの管理を行えるようになっています。

作者のGIJOE氏のサイトにはAltsysについてこんな感じで記述されています。

- わかりやすくブロック管理ができます
- わかりやすく権限管理ができます
- 本来DBテンプレートが持つ性能を活かした形で編集できます
- テンプレート編集の差分を表示します

このモジュールを使う一番の利点は、やっぱりブロック管理と権限管理・そしてテンプレート管理が非常に行いやすいという点が上げられます。

標準のブロック管理は、モジュール毎にブロックを管理するわけではなく、全てのブロックを一律に管理する事になります。また、グループ毎に表示しているブロックが違うので、全体を管理しようと思ったら結構大変です。

標準のブロック管理はこちら
 

この画面ではグループが登録ユーザになっていますが、管理者とかゲストだけが表示するものはここには表示されていません。

それに対してAltsysモジュールは
 

このような形でモジュール毎に分類されているのと、それぞれのブロックがどこで誰に対して表示させるのかがはっきりとわかります。

正直、これがないとブロック管理は非常に困難だと言っても過言ではないでしょう。
AltsysモジュールはImpressCMSにとって必須のモジュールだと言えます。

 6 - 5 : Altsysモジュールのインストール

Altsysモジュールのインストール


impressCMS1.2.4.xでは、altsysモジュールは標準装備となりますので個別のインストールの必要はありません。

XOOPS系をお使いの方は個別のインストールが必要になります。
 

 7 : 便利なツール

ここでは便利なツールをご紹介します。

 7 - 2 : 圧縮/解凍ソフト(Lhaplus)

圧縮/解凍ソフト(Lhaplus)

 

Xoopsはフリーウエアですので、様々なツールやモジュールがインターネット上にあります。それをダウンロードすることで、機能をいろいろとアップさせることができます。

そのようなファイルは、複数のファイルを一つにまとめるのと同時に、ダウンロードする時間を短縮させるために、ファイルを圧縮させています。圧縮する形式もzip、lzhをはじめとして、様々な形式で圧縮されています。

そんな圧縮されたファイルを利用するためには、圧縮されたファイルをいったん解凍(展開)する必要があります。それをしてくれるソフトが、圧縮/解凍ソフトウエアです。

圧縮/解凍ソフトウエアはいろんな種類がありますが、様々な形式に対応していて難しいことを考えなくてもすむのが、Lhaplusというソフトです。

Lhaplusは、Schezo氏が作成したソフトウエアです。ほかのソフトウエアはいろんな追加設定が必要ですが、Lhaplusはそんな設定が不要なソフトウエアです。

 

Lhaplusの入手


Lhaplusは、Schezo氏のホームページ(http://www7a.biglobe.ne.jp/~schezo/)より入手することができます。もちろん当サイトのダウンロード情報には掲載していますのでダウンロードすることができます。
 

Lhaplusのインストール


Lhaplusのインストールファイルである、lpls156.exeをダブルクリックして実行します。

基本的には、何も変更する必要がありませんので、そのまま実行してください。

次へをクリックしてください。

使用方法など、様々なことが記述してありますので、目を通した上で次へをクリックしてください。

特に問題なければそのまま次へをクリックしてください。インストールするフォルダを変更する場合は、インストールするフォルダを入力してください。

インストール開始の確認画面がでます。次へをクリックすると実際のインストールを開始します。

ここで設定を行いますが、特に変更がない場合は、そのままOKをクリックしてください。以上でインストールは完了です。
 

圧縮ファイルの解凍

圧縮ファイルの解凍は、zipファイルやlzhファイルの場合は、圧縮ファイルをダブルクリックすると解凍を開始します。解凍先は通常デスクトップ上に圧縮ファイル名でフォルダが作成されます。

また、圧縮ファイルを右クリックしますと様々なメニューの一つに解凍メニューが出ます。解凍メニューのところにマウスを動かしますと、「デスクトップに解凍」「ここに解凍」「出力先を指定して解凍」「テンポラリに解凍」という4つのメニューから選択できます。
 

ファイルやフォルダの圧縮

ファイルやフォルダを圧縮するには、ファイルやフォルダを選択し、右クリックしたときに出てくるメニューの「圧縮」のところにマウスを動かします。

そうすると、いろんな形式から選ぶようになっております。好きな形式で圧縮してください。ただし、ほとんどの人が使えるのはlzh形式とzip形式ですので、通常はこのどちらかを選択します。

 7 - 3 : テキストエディタ(Tepa Editor)

テキストエディタ(Tepa Editor)

 

テキストエディターというのは、テキストファイル(文字だけからなるファイル)を編集し、保存することができるソフトウエアのことです。ワープロも文字を打っていきますのでエディターの一つですが、中央寄せをしたり、文字の装飾をしたりすることができますので、非常に高機能な文書作成機能を持っています。それに対してテキストエディターはそのような装飾を行うことができません。

実は、impressCMSでホームページを作っていこうとすると、このテキストエディターを使用しないといけない部分が多々出てきます。それぞれのモジュールの説明をしていく際にもテキストエディターを使ってくださいみたいなことが出てきます。

私が一番お気に入りのテキストエディターは、Tepaeditorというソフトウエアです。TepaEditorは、Greenspaceの小林 哉(こばやし・はじめ)氏が作成したフリーウエアのエディターです。

なぜこれを気に入っているかというと、操作性が非常に簡単であるということと、impressCMSの標準日本語文字コードであるUTF-8Nコードに対応しているということです。それよりなによりもフリーウエアというところがありがたいところです。

impressCMSの説明を行う際には、エディターはTepaEditorを利用することを前提にしますので、ほかのエディターをお使いの際は適宜読み替えてご利用ください。

 

Tepaeditorの入手

Tepaeditorは、Greenspaceのホームページ(http://www.greenspace.info/tepa/)より入手することができます。もちろん当サイトからもダウンロードすることができます。2
 

Tepaeditorのインストール

Tepaeditorのインストールファイルである、tepa505.exeをダブルクリックして実行します。

何も考えずに実行をクリックします。
 

TepaEditorの起動

インストールしたら設置される、テスクトップ上のTepaEditorアイコンをダブルクリックするか、 

スタート—すべてのプログラム—TepaEditor—TepaEditor (Windows XP/Vista/7) 
スタート—プログラム—TepaEditor—TepaEditor (Windows 2000/Me/98)

で起動させることができます。
 

4  TepaEditorの画面


まずは基本的な部分の名称と簡単な説明をします。詳しくは、TepaEditorのヘルプを参照してください。

□ メニューバー
ファイルの保存・読み込み、編集・整形などのメニューがあります。
□ ツールバー
各アイコンをクリックすると、対応する機能を実行することが出来ます。
□ 検索バー
文章中の文字列の検索や置換を行なえるツールバーです。
このサーチバーと上のツールバーは、左端のボタンを押すことで折りたたむ事が出来ます。

□ エディタ部
ここに実際にキーボードから文章を打ち込みます。
□ ステータスバー
現在の様々な状態や表示する部分です。

TepaEditorの基本操作


基本的な操作は、エディター部に文字を打ち込めば文字が入力されます。

□ ファイルを開くとき
ファイルを開くときには、ツールバーの開くアイコン をクリックするか、メニューバーでファイル – 開くをクリックします。

必要なファイルが見つかったら、そのファイルをクリックします。このあたりはWordやExcelなどと操作は同じですので、詳しい説明はいたしません。
□ファイルを保存するとき
 ファイルを保存するときは、メニューバーの保存ボタン(フロッピーのアイコン)をクリックするか、ファイル—上書き保存を選択します。
ただし、impressCMSで利用するファイルを保存する場合は、
 ファイル – 名前を付けて保存
を選択してください。
理由は、文字コードの問題です。impressCMSのファイルは、この文字コード[1]が UTF-8Nになっている必要があります。わからない方は読み流して結構ですが、日本語を表示する機能をコンピュータにつけた際に、いろんなところが、文字のコード化を行いました。そして、impressCMSは、その中でもUTF-8Nという文字コード体系を採用しています。そのため、もし別の文字コードで保存したファイルを表示しようとすると、文字化けを起こしてしまうのです。
このあたりはめんどくさいですが、面倒くさがらずに行っていただくのが、あとあと問題をおこさずにすみますので、ぜひよろしくお願いします。

□その他の操作
 その他の操作については、TepaEditorを起動し、メニューバーのヘルプ—目次を選んでいただくか、F1キーを押していただき、ヘルプの目次を表示しますと詳しいマニュアルがありますのでそちらをご覧ください。



[1] 文字コードは、EUCのほかに、JISコード、Shift-JISコードなどがあります。Windows標準はShift-JISです。統一してくれればいいんですけどね。

 7 - 4 : FTPソフトウエア(FFFTP)

FTPソフトウエア(FFFTP)

FTP[2]ソフトウエアは、正式にいうとFTPクライアントといいます。

ホームページのデータをサーバーに格納したり、サーバーから取り込んだり(用語的にいうとデータをサーバーにアップロードしたりダウンロードしたり)するソフトウエアをFTPクライアントといいます。ただここでは単にFTPソフトウエアと呼びます。

FTPソフトウエアで代表的なのはFFFTPというソフトウエアです。

FFFTPは、曽田 純氏が作成した日本語に完全対応したFTPソフトウエアです。非常に使いやすい操作性です。またフリーソフトですので、無償で使うことができます。現在ではFTPソフトウエアの使用はFFFTPを利用することを前提としているプロバイダも非常に増えており、いまやFTPソフトウエアの標準ソフトと思って間違いありません。

Xoopsでホームページを作っていく際には、このFTPソフトを使って、サーバーのデータをいったん取り込み、エディターで編集した後に、FTPソフトでサーバーに格納するということが頻繁に起こります。また、新しい機能を加えたい場合にもこのFTPソフトは必ず必要になりますので、かならずインストールしておいてください。
 

1  FFFTPの入手

FFFTPは、曽田氏のホームページ「Sota’s Web Page」(http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/)より入手することができます。もちろんt当サイトのホームページからもダウンロードすることができます。曽田氏のホームページからダウンロードされる場合は、ホームページを開いた後、左メニューのFFFTPをクリックし、「Download ffftp-1.96b.exe」をクリックし、保存してください。
 

2  FFFTPのインストール

FFFTPのインストールファイルである、ffftp-1.96b.exeをダブルクリックして実行します。

Windows XPの場合は、セキュリティの警告がでる場合がありますが、実行をクリックしてそのままインストールを続行してください。

インストール画面がでますので、そのまま次へをクリックしてください。

ソフトウエアの説明がでますので、ご一読いただき、次へをクリックします。

インストールを行うフォルダの設定ができますが、通常はそのまま次へをクリックしてください。特に違うフォルダを指定したい場合は、フォルダを指定して次へをクリックしてください。

インストールの最終確認のウインドウがでますので、そのまま次へをクリックしてください。

自動的にどんどんインストールしてくれます。

最後に、完了をクリックしますと、インストールは完了し最初の画面が出てきます。

ここで、皆さんが接続するサーバーのデータを入力します。新規ホストをクリックしてください。その際に、皆様がプロバイダからもらったFTPに関するデータをご準備してください。 Vit Internet XoopsサービスやChushokigyo.netサービスなど、プロバイダ側でXoopsのインストールまでおこなってくれる場合は、インストール完了通知などの書面でFTP情報が記述されていますのでそちらを準備してください。

ホストの設定ウインドウがでますので、こちらに入力していきます。

まずは基本タブから入力していきます。

□ ホストの設定名
 これは、わかりやすい名前でご自由に入力してください。Vit Internet Xoopsサービスの場合は、VITなんかの名前を付ければいいでしょう。

□ ホスト名(アドレス)
 これは、プロバイダからもらった設定にあるFTPのホスト名(サーバー名称)を記述します。FTPサーバー名などと書かれている場合が多いです。

□ ユーザ名
 ここには、プロバイダからもらった設定にあるFTPのユーザ名(FTPアカウント、アカウント名、IDなどと書いてあります)を記述します。

□ パスワード/パスフレーズ
 ここには、プロバイダからもらった設定にあるFTPのパスワードを記述します。
さらに、最後にアクセスしたフォルダを次回の初期フォルダとするにチェックマークを入れておくと、後々使いやすくなります。

以上で設定は終了ですので、OKをクリックしてください。

一番下に、ご自分が設定された名称のホストが表示されます。

接続をクリックすると、サーバーに接続することができます。うまく接続できますと、図 1‑15のような画面になります。左側が自分のパソコン、右側がサーバーの状況になります。
1-2-3  Xoops用に設定変更

次に、Xoopsの編集を行いやすくするために、閲覧したり、編集したりするエディタの設定などを行います。

オプション – 環境設定で、環境の設定を行います。

まず、転送1タブをクリックし、上の画面を表示します。Xoopsでは、phpという拡張子のファイルと、cssという拡張子のファイルを使うことが多いです[3]。これもエディターで変更を行うテキストファイルですので、アスキーモードのファイル名に追加します。追加する内容は、*.phpと、*.cssです。

追加をクリックしますと、小さなウインドウがでますので、*.phpと記入し、OKをクリックしてください。同様に、もう一度追加をクリックし、*.cssを記入し、OKを押してください。

入力が完了しますと、ウインドウに加わっているのがわかります。

次に、ツールタブをクリックします。

編集を行う際に見るプログラム(ビューワ)は、 TepaEditor(既出)を利用するのが便利です。先ほども行ったようにXoopsのファイルの文字コードはEUCですので、標準に設定されている notepad(メモ帳)では、文字が化けてしまいます。これでは不都合ですので、TepaEditorに変更するわけです。ビューワ1の右側の … を、クリックします。

ビューワの選択画面がでますので、 c:\Program Files\TepaEditorの中にあるTepaを選択してください。(初期画面ではffftpフォルダがでていますので、一つ上のフォルダにいき、 TepaEditorフォルダを選択すると、上のようなフォルダ画面になります)。

選択が完了したら、開くをクリックしてください。

OKをクリックして、オプション画面を終了してください。
 

ファイルのアップロード・ダウンロード

アップロード・ダウンロードともに、必要なファイルを選択し、ドラッグすれば行うことができます。左から右にドラッグするとアップロード、右から左にドラッグするとダウンロードになります。

アップロードに関しては、マイコンピュータやエクスプローラなどのファイル画面からそのままドラッグすることもできます。(ただしダウンロードはできません)
 

その他の詳しい説明

その他の詳しい説明はヘルプを参照してください。また、わかりやすくて詳細の説明をしているFFFTPのマニュアルが、ふうせんさんの作られたホームページである、「FFFTP Support Page (http://ftp.hm/ffftp/)」にありますのでこちらもご覧ください。
 
[2] FTPは、File Transfer Protocolの略で、直訳すればファイル転送の通信手順ということです。
[3] あとは、ホームページのファイル形式である、拡張子がhtmlのファイルも結構使います。

 7 - 5 : 画像処理ソフト(Jtrim)

画像処理ソフト(Jtrim)

 

画像処理ソフトウエアは、いろんなソフトがでています。Adobe Photoshopやphotoshop elementに代表されるようなプロが使っている画像処理ソフトウエアもありますし、実際ここで画像処理ソフトウエアを紹介する必要はないのかもしれません。

ただ、今回はこのマニュアルである程度すべてをまかなってしまおうと考えていますので、ここでも画像処理ソフトウエアを紹介させていただきます。

なぜ画像処理が必要かということですが、ホームページに掲載する画像は、よほどのことがない限り通常は640×480ドット以下の画像にすべきだと考えているからです。通常のパソコンの画面が 1024×768ドットもしくは1280×960ドット程度しかないのに(近頃はもっと画面が大きくなっているとは思うのですが、常識的に考えても)、すごく大きな画像を掲載するのはナンセンスです。むしろ、よほど必要がない限りは320×240ドット程度で十分だと思います。

ということで、画像処理ソフトウエアの紹介を行います。フリーソフトのJtrimというソフトウエアです。

Jtrimは、Woodybells氏が開発された画像処理ソフトウエアです。フリーソフトながら、結構な機能がついていますので、おすすめのソフトウエアです。
 

1  Jtrimの入手

Jtrimは、Woodybells氏のホームページ(http://www.woodybells.com/)より入手することができます。もちろん当サイトからもダウンロードすることができます。
 

2  Jtrimのインストール

Jtrimのインストールファイルである、jt153c.exeをダブルクリックして実行します。

基本的には、何も変更する必要がありませんので、そのまま実行してください。

特に設定の変更をしない場合は、どんどん「次へ」をクリックしてください。

Quick Launch(右クリックしたときのメニュー)に入れたい場合は、「Quick Launchにアイコンを追加する」にチェックマークを入れてください。

以上でセットアップが終了です。
 

3  Jtrimの起動

デスクトップにあるJtrimのショートカットをダブルクリックするか、スタート – すべてのプログラム – Jtrim – Jtrimをクリックします。

非常に多岐にわたった機能がありますので、ここですべてを説明することはできませんので、画像の呼び出し・保存・トリミング・縮小についてのみ説明いたします。

 

4  画像の呼び出し

画像の呼び出しは、ツールバーの開くアイコンを クリックするか、メニューバーのファイル—開くで開きます。

編集を行いたいファイルを選択し、開くをクリックしてください。(ファイルを選択した後にダブルクリックでもできます)

画像が大きくて見えない場合は、虫眼鏡のマイナスをクリックすると小さくなります。
 

5  画像の保存

画像の保存は、上書き保存と名前を付けて保存するの2種類があります。上書き保存をすると元の画像に戻すことができませんのでご注意ください。

画像を保存する形式は、bmp、jpg、 jp2、png、gifの5つの形式で保存することができますが、ホームページで使う場合は通常jpgかgifのどちらかです。jpgファイルは設定で圧縮率(品質)を設定することができます。品質の数値が小さいほどファイルのサイズは小さくなりますが、画像が荒くなってしまいます。通常は60~80の数値でご利用ください。
 

6  画像サイズの変更

画像サイズを変更するのは、ツールバーのリサイズアイコンをクリックするか、メニューバーのイメージ—リサイズをクリックします。

ウインドウがでますので、サイズを指定してください。ホームページで使う場合は、横幅が640ピクセル以下にすることを推奨します。ちょっとした画像の時は横幅が320ピクセルで十分です。

入力が完了したらOKをクリックしてください。
 

7  画像の切り抜き

画像を必要な部分だけ切り抜くことをトリミングといいます。

トリミングは、ツールバーの切り抜きボタンをクリックするか、メニューバーのイメージ—切り抜きをクリックします。

そうしますと、新しいウインドウと、範囲を示したボックスが画面上にでますので、ボックスを移動/拡大/縮小させて範囲を確定させます。OKをクリックすると画像の切り抜きが完了します。

 

8  その他の機能

そのほかにも、画像の色調を変えたり、ぼやけさせたりシャープにしたり、回転/反転させたりと、様々なメニューがありますので、ヘルプをご覧ください。実際にいろいろ試してみると一番いいと思います。

 1 はじめに Publish 1403 bytes 2018-02-11 by 管理人
 2 impressCMSについて Publish 14139 bytes 2019-06-02 by 管理人
 2 - 2 ImpressCMSの特長 Publish 1221 bytes 2016-10-10 by 管理人
 2 - 2 - 1 test Blank 0 bytes 2019-07-26 by 管理人
 3 インストール作業 Publish 1647 bytes 2016-10-10 by 管理人
 3 - 2 インストール -1- 準備 Publish 4781 bytes 2022-10-13 by 管理人
 3 - 3 インストール -2- Publish 5716 bytes 2019-03-25 by 管理人
 3 - 4 インストール(3) Publish 5110 bytes 2019-03-25 by 管理人
 3 - 5 インストール(4) Publish 4770 bytes 2016-10-10 by 管理人
 3 - 6 Protectorモジュールの設定 Publish 3739 bytes 2016-10-25 by 管理人
 3 - 7 PHPの設定 Publish 3128 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 impressCMSの管理 Publish 2036 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 - 2 カスタムタグ Publish 315 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 - 3 コメント管理 Publish 281 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 - 4 ブロック位置管理 Publish 189 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 - 5 ブロック管理 Publish 4026 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 - 6 バナー管理 Publish 1085 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 - 7 アバターマネージャ Publish 30 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 - 8 自動タスク Publish 18 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 - 9 アドセンス Publish 30 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 -10 コントロールパネル Publish 2520 bytes 2016-10-25 by 管理人
 4 -11 ユーザ検索 Publish 327 bytes 2016-10-25 by 管理人
 5 impressCMSサイトで使うエディタ Publish 4429 bytes 2016-10-25 by 管理人
 5 - 2 FCKエディタ Publish 8869 bytes 2016-10-25 by 管理人
 5 - 3 BBエディタ Publish 9849 bytes 2016-10-25 by 管理人
 6 モジュール Publish 7669 bytes 2016-10-25 by 管理人
 6 - 2 Protectorモジュール Publish 1566 bytes 2016-10-25 by 管理人
 6 - 3 Protectorモジュールのインストール Publish 936 bytes 2016-10-25 by 管理人
 6 - 4 Altsysモジュール Publish 3049 bytes 2016-10-25 by 管理人
 6 - 5 Altsysモジュールのインストール Publish 314 bytes 2016-10-25 by 管理人
 7 便利なツール Publish 54 bytes 2016-10-25 by 管理人
 7 - 2 圧縮/解凍ソフト(Lhaplus) Publish 4012 bytes 2016-10-25 by 管理人
 7 - 3 テキストエディタ(Tepa Editor) Publish 6384 bytes 2016-10-25 by 管理人
 7 - 4 FTPソフトウエア(FFFTP) Publish 9104 bytes 2016-10-25 by 管理人
 7 - 5 画像処理ソフト(Jtrim) Publish 5893 bytes 2016-10-25 by 管理人