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 6 : モジュール

モジュールとは、単機能(単機能じゃないものもありますが)のソフトウエアです。XOOPS2.0の時代は、いくつかのモジュールが標準でついていましたが、現在は豊富なモジュール財産もあり、標準ではほとんどついていません。

またディストリビューションという形で推奨のモジュールを入れて配布しているものもあります。

モジュールの多くは再配布や変更などが可能になっています。また有償のモジュールもいくつかあります。様々なモジュールは様々な開発者が作成されたすばらしい財産ですが、販売されていないものは誤動作を起こしてしまう可能性が捨てきれません。そしてどんどん進化する可能性を秘めています。

モジュールは、様々なところで配布をされていますし、公式サイトや当サイトでも入手することができます。

モジュールは、サーバーの「module」フォルダの下に展開してあります。ですから、使ってみたいホームページをダウンロードしたときには、一旦パソコン上で圧縮されたモジュールを展開し、フォルダごとmoduleフォルダの下にアップロードしてください。

なお、モジュールの考え方もいろいろ進化しており、D3モジュールと呼ばれる複製可能なモジュールもどんどん生まれています。

その際には、trust_pathにアップロードするものと、modulesフォルダにアップロードするという形になります。

詳しくは、XOOPS独習マニュアルの182ページ~184ページをご覧ください。

私たちがモジュールを利用し、見た目の変更をかけていく場合には、ほとんどの場合templateフォルダの中のファイルとlanguageフォルダの中のファイルを変更していくことになります。
(D3モジュールのテンプレート変更は、altsysモジュールを使って行います)

モジュールをインストールしたり、モジュールの名称を変更したりする、いわゆる「モジュール管理」全体設定は、管理者メニューの中の、コントロールパネル―モジュール設定で行います。



インストール済みのモジュール一覧と、インストールしていないがインストールが可能なモジュールの一覧が上下の表で設定されています。

XCL2.1の場合は、インストール済みのモノが「モジュールの管理」で、インストールしてないモジュールは「モジュールのインストール」で見ることができます。

モジュールのインストールは、インストールを行おうとするモジュールの右側にあるインストールアイコンをクリックします。インストール自体はそれで完了です。

インストールが完了しますと、モジュール管理画面の、インストール済のモジュール側にインストールしたモジュールが異動します。

画面はちょっと違いますが、このあたりはXOOPS独習マニュアルの185ページから191ページをご参照ください。

モジュールをインストールしてデータを格納したけれど、使わないという場合があります。そのときには2つの選択肢があります。

1 モジュールをアンインストールしてしまう
2 モジュールを非アクティブ化する

アンインストールを行うと、入力したデータを含めてすべて消えてしまいますが、非アクティブ化を行うと、メニューなどには全く出てきませんが格納済みのデータが消えることはありません。
詳細はマニュアルの191ページをご参照ください。

モジュールのうち、表示可能なものについては必ず表示順があります。デフォルトではすべて表示順は「1」になっており、モジュール管理画面の上から順番にメインメニューに表示されます(インストールした順番になります)。

ただ、後からインストールしたものでもメニューの上位に表示させたいという場合があります。その場合には、この表示順を並べたい順番に変更してください。なお、「0」を入力しますと、「表示しない」という意味になってしまいますのでご注意ください。モジュール名称の変更・非アクティブ化と同じような手順で設定を完了することができます。

なお、モジュールの名称変更・非アクティブ化・アクティブ化・表示順の設定は同時に行うことができます。

モジュールをインストールした際には、必ず誰がアクセスできて、誰がアクセスできないかを確認してください。もし閲覧権がない場合はインストールしても閲覧することができません。

ですから、モジュールをインストールした後は、必ずブロック管理で、表示するブロックを表示させたい場所に設定した後に、グループ管理でモジュールアクセス権限とブロックアクセス権限を設定するようにしてください。(独習マニュアル123ページ参照)

もちろん、ゲストには見せたくないモジュールもあると思いますが、必ずグループ管理は行うようにしてください。なお、モジュールによっては管理画面でグループ権限やブロック表示の設定を行うことができるようになっているものもあります。

モジュールをインストールした後、そのモジュール自体が作者のご努力によりバージョンアップされることがあります。バージョンアップは通常フォルダ全体をコピーしてアップデートをかけますが、その際にもしテンプレートなどを変更していた場合、標準に戻ってしまいます。

アップデートを行う前には、必ず変更したテンプレートや言語ファイルのバックアップをとっておいてから行ってください。私もそれで幾度となく「涙」しました。

impressCMSでは表示形式を変更する際に、テンプレートファイル(通常拡張子がhtmlとなっているファイル)を変えた場合は自動的に変更になります。
D3モジュールの場合は、altsysモジュールのテンプレート管理で修正を行っていきます。

なお、それぞれのモジュール解説の冒頭に、モジュール概説表を掲載しています。その表の中にバージョンが掲載されています。このマニュアルをお読みのタイミングによっては、バージョンアップがなされており、変更が行われている場合もありますのでご注意ください。

Publish : 7669 bytes - updated 2016-10-25 by 管理人