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 7 - 4 : FTPソフトウエア(FFFTP)

FTPソフトウエア(FFFTP)

FTP[2]ソフトウエアは、正式にいうとFTPクライアントといいます。

ホームページのデータをサーバーに格納したり、サーバーから取り込んだり(用語的にいうとデータをサーバーにアップロードしたりダウンロードしたり)するソフトウエアをFTPクライアントといいます。ただここでは単にFTPソフトウエアと呼びます。

FTPソフトウエアで代表的なのはFFFTPというソフトウエアです。

FFFTPは、曽田 純氏が作成した日本語に完全対応したFTPソフトウエアです。非常に使いやすい操作性です。またフリーソフトですので、無償で使うことができます。現在ではFTPソフトウエアの使用はFFFTPを利用することを前提としているプロバイダも非常に増えており、いまやFTPソフトウエアの標準ソフトと思って間違いありません。

Xoopsでホームページを作っていく際には、このFTPソフトを使って、サーバーのデータをいったん取り込み、エディターで編集した後に、FTPソフトでサーバーに格納するということが頻繁に起こります。また、新しい機能を加えたい場合にもこのFTPソフトは必ず必要になりますので、かならずインストールしておいてください。
 

1  FFFTPの入手

FFFTPは、曽田氏のホームページ「Sota’s Web Page」(http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/)より入手することができます。もちろんt当サイトのホームページからもダウンロードすることができます。曽田氏のホームページからダウンロードされる場合は、ホームページを開いた後、左メニューのFFFTPをクリックし、「Download ffftp-1.96b.exe」をクリックし、保存してください。
 

2  FFFTPのインストール

FFFTPのインストールファイルである、ffftp-1.96b.exeをダブルクリックして実行します。

Windows XPの場合は、セキュリティの警告がでる場合がありますが、実行をクリックしてそのままインストールを続行してください。

インストール画面がでますので、そのまま次へをクリックしてください。

ソフトウエアの説明がでますので、ご一読いただき、次へをクリックします。

インストールを行うフォルダの設定ができますが、通常はそのまま次へをクリックしてください。特に違うフォルダを指定したい場合は、フォルダを指定して次へをクリックしてください。

インストールの最終確認のウインドウがでますので、そのまま次へをクリックしてください。

自動的にどんどんインストールしてくれます。

最後に、完了をクリックしますと、インストールは完了し最初の画面が出てきます。

ここで、皆さんが接続するサーバーのデータを入力します。新規ホストをクリックしてください。その際に、皆様がプロバイダからもらったFTPに関するデータをご準備してください。 Vit Internet XoopsサービスやChushokigyo.netサービスなど、プロバイダ側でXoopsのインストールまでおこなってくれる場合は、インストール完了通知などの書面でFTP情報が記述されていますのでそちらを準備してください。

ホストの設定ウインドウがでますので、こちらに入力していきます。

まずは基本タブから入力していきます。

□ ホストの設定名
 これは、わかりやすい名前でご自由に入力してください。Vit Internet Xoopsサービスの場合は、VITなんかの名前を付ければいいでしょう。

□ ホスト名(アドレス)
 これは、プロバイダからもらった設定にあるFTPのホスト名(サーバー名称)を記述します。FTPサーバー名などと書かれている場合が多いです。

□ ユーザ名
 ここには、プロバイダからもらった設定にあるFTPのユーザ名(FTPアカウント、アカウント名、IDなどと書いてあります)を記述します。

□ パスワード/パスフレーズ
 ここには、プロバイダからもらった設定にあるFTPのパスワードを記述します。
さらに、最後にアクセスしたフォルダを次回の初期フォルダとするにチェックマークを入れておくと、後々使いやすくなります。

以上で設定は終了ですので、OKをクリックしてください。

一番下に、ご自分が設定された名称のホストが表示されます。

接続をクリックすると、サーバーに接続することができます。うまく接続できますと、図 1‑15のような画面になります。左側が自分のパソコン、右側がサーバーの状況になります。
1-2-3  Xoops用に設定変更

次に、Xoopsの編集を行いやすくするために、閲覧したり、編集したりするエディタの設定などを行います。

オプション – 環境設定で、環境の設定を行います。

まず、転送1タブをクリックし、上の画面を表示します。Xoopsでは、phpという拡張子のファイルと、cssという拡張子のファイルを使うことが多いです[3]。これもエディターで変更を行うテキストファイルですので、アスキーモードのファイル名に追加します。追加する内容は、*.phpと、*.cssです。

追加をクリックしますと、小さなウインドウがでますので、*.phpと記入し、OKをクリックしてください。同様に、もう一度追加をクリックし、*.cssを記入し、OKを押してください。

入力が完了しますと、ウインドウに加わっているのがわかります。

次に、ツールタブをクリックします。

編集を行う際に見るプログラム(ビューワ)は、 TepaEditor(既出)を利用するのが便利です。先ほども行ったようにXoopsのファイルの文字コードはEUCですので、標準に設定されている notepad(メモ帳)では、文字が化けてしまいます。これでは不都合ですので、TepaEditorに変更するわけです。ビューワ1の右側の … を、クリックします。

ビューワの選択画面がでますので、 c:\Program Files\TepaEditorの中にあるTepaを選択してください。(初期画面ではffftpフォルダがでていますので、一つ上のフォルダにいき、 TepaEditorフォルダを選択すると、上のようなフォルダ画面になります)。

選択が完了したら、開くをクリックしてください。

OKをクリックして、オプション画面を終了してください。
 

ファイルのアップロード・ダウンロード

アップロード・ダウンロードともに、必要なファイルを選択し、ドラッグすれば行うことができます。左から右にドラッグするとアップロード、右から左にドラッグするとダウンロードになります。

アップロードに関しては、マイコンピュータやエクスプローラなどのファイル画面からそのままドラッグすることもできます。(ただしダウンロードはできません)
 

その他の詳しい説明

その他の詳しい説明はヘルプを参照してください。また、わかりやすくて詳細の説明をしているFFFTPのマニュアルが、ふうせんさんの作られたホームページである、「FFFTP Support Page (http://ftp.hm/ffftp/)」にありますのでこちらもご覧ください。
 
[2] FTPは、File Transfer Protocolの略で、直訳すればファイル転送の通信手順ということです。
[3] あとは、ホームページのファイル形式である、拡張子がhtmlのファイルも結構使います。

Publish : 9104 bytes - updated 2016-10-25 by 管理人