比較演算子は、左と右の値を比較して、正しい(true)か間違っている(false)かを判定してくれる演算子です。
比較演算子には以下のものがあります。
等しい ==
厳密に等しい ===
右が左より大きい <
右が左より小さい >
右が左以上 <=
右が左以下 >=
等しくない !=
厳密に等しくない !==
等しくないと厳密に等しくないの違いは、数値と文字列のように型まで含めて正しいかどうかを指します。
a に 数値の1、bに文字列としての”1”が代入されていた時、
a == bの場合は、値としては1と1なので、trueになりますが、
a === b の場合は数値と文字ということで方が違うのでfalseになります。
promptを使って、1の時は、2の時は処理を分ける場合に数値と文字を比較しない、つまり厳密に比較させようとすると、値を入力させるときに、必ず整数にするか、文字列と比較するかまで考えないと成立しなくなりますので注意してください。。
では、実際にpracetice2-1.htmlに以下のスクリプトを追加してみましょう。
document.write("a == b : " + ( a == b ) + "<br>");
document.write("a < b : " + ( a < b ) + "<br>");
document.write("a > b : " + ( a > b ) + "<br>");
document.write("a <= b : " + ( a <= b ) + "<br>") );
document.write("a >= b : " + ( a >= b ) + "<br>" );
document.write("a != b : " + ( a != b ) + + "<br>" );
またa に17, bに4を入力したときの結果は以下のようになるはずです。
なお、この比較演算子はプログラムを分岐させるときに非常に重要になります。
Javascriptだけでなく様々なプログラム言語で使うものなので、ぜひとも理解しておいて下さい。