impressCMSで、いろんなことができる単機能のソフトウエアをモジュールと呼んでいます。
現在10種類強のモジュールをここのサイトで配布させていただいております。
当初impressCMSの前身であるXOOPSというCMSで、このモジュールという考え方が生まれたのですが
ひとつの機能のソフトを2つも3つも入れることが出来なかったのです。
例えばひとつのサイトの中で新着情報モジュールを組み込んでいたとして、それが会社の新着情報で
もうひとつ、取扱商品の新着情報を作りたいと思った時には、ひとつのモジュールの中で住み分けをするしかなかったわけです。
それは使いにくいということで、同じ機能のモジュールを2つも3つも作りたい、
つまり複製したいという要望が生まれたわけです。
複製の英語はDuplicateです。
第1段階の複製方法がDuplicate version 1 = D1、第2段階の複製方法がD2、第3段階の複製方法がD3という形で
複製方法も進化しました。
(厳密な定義については、
こちらのサイトをご覧いただければと思います)
普通のモジュールは、modulesフォルダに展開すればいいのですが、
D3モジュールは、複製可能な参照データをmodulesフォルダに、モジュールのプログラム本体はtrust_path/modulesフォルダに展開します。
たとえば、ここにある、d3newsというトピックスモジュールをダウンロードしてzipファイルを展開すると
modulesフォルダとtrust_pathフォルダに分かれます。
その中のmodulesフォルダの中を見ると、d3newsという名前のフォルダがあります。これが参照データフォルダです。
参照データフォルダですので、名前は自由に変えることが出来ます。d3newsという名前をd4newsでもtopicsでも好きに変えられます。
ということで、単機能のソフトの、同じものをたくさん使いたい時に便利なのがd3モジュールなのです。
わかりにくいですけどね。