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 4 - 1 : 変数

 スクリプトを組む中で、計算結果を格納したり、名前を保存したりする箱が必要になります。
それを変数と呼んでいます。変数は文字列も入れられますし数値も入れることができます。

変数を使う場合は最初に、この名前の変数を今から使います という宣言(定義)が必要になります。
宣言は以下の形式で行います。
var 変数名;
変数には、以下のものがあります。
 

(1)数値型

一般的には数値は10進数で表現されます。整数と実数(小数点付きの数値)に分かれます。
16進数で表現したい場合は、16進で表す数値の前に0xを付けます(例:0x3c 0x209)。
数値は原則として4バイト変数となります。

(2)文字列型

文字列は、””(ダブルコーテーション) または’’ (シングルコーテーション)で囲まれた文字たちです。
基本的にはダブルコーテーションとシングルコーテーションは同じ意味を持ちます。
ただ、「”」を文字列の一部として用いたい場合は ‘こんな”文字”を表現’のようにシングルコーテーションで文字を囲い、「’」を文字列の一部として用いたい場合は、”こんな’文字’を表現”のようにダブルコーテーションで囲みます。

(3)boolean(2値表現)型

答えが真(true)または偽(false)の2つしかない変数です。
のちに出てくる論理演算の結果は正しいか正しくないかの2つしかないので、boolean型となります。数値をboolean型に変換するときは、数値が0の時はfalseでそれ以外の時はtrueとなります。


このように分類されていますが、C言語のように宣言時に型を宣言する必要はありません。好きなように変わってくれます。

次に、変数を定義する際、初期値がある(最初に値を代入する)場合は、以下のような形になります。
sample という変数を初期値35(数値型)で定義する場合は
var sample = 35;

となり、初期値が文字型の"山田太郎"という変数を定義する場合は
var sample = "山田太郎”;

となります。

この変数の型(数値なのか文字列なのか)については自由に変更することが可能ですので、
var sample = 35;
。。。
。。。
。。。

// と定義をしたあと、
sample = "山田太郎";
という使い回しをすることが可能です。(あまりお勧めしませんが)
 
Publish : 3139 bytes - updated 2024-07-10 by 管理人