ある特定の条件のときループ処理は行わずスルーして、次の条件でまたループ処理を行うような処理をすることがあります。
例えば、出勤簿を書くときに1日から月末までのうち、日曜日は休みと決まっているので日曜日の出勤簿は表示しないようにする、みたいな処理になります。このように特定の条件のときにループ処理をスルーするときには
continue;
を使用します。
5-5-1で書いたスクリプトをちょっと変更してみましょう。
var input_data;
do{
input_data = parseInt(prompt("数値を入力してください(100以上を入力すると終了)");
if(input_data == 25){
continue;
}
document.write("入力されたデータは"+input_data+"です<br>");
} while(input_data< 100);
document.write("処理を終了しました<br>");
breakをcontinueに変えただけです。
ブラウザでファイルを開いてみましょう。そして100未満の数字をいくつか入れたのち、25を入れてみてください。
「入力されたデータは25です」という表示は行われませんでしたが、再び数値の入力を促すダイアログボックスが表示されます。
つまりcontinue文以降の処理はスルーしていますが、ループ処理自体は終了していないということになります。