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 5 - 3 - 1 : 配列の宣言

配列の宣言は2パターンあります。

1つめは配列コンストラクタ方式です。配列を建設するというイメージで、
    var hairetsu = new Array();

hairetsuという名前の配列オブジェクトとして宣言します。
配列コンストラクタ方式で初期値を入れる場合は
 var hairetsu = new Array(“田中”, “鈴木”, “福岡” , “長野”);

と宣言をします。
そうするとhairetsu[0]に”田中”が、hairetsu[1]に”鈴木”が入ります。

2つめが、配列リテラル方式です。リテラルとは「文字通り」という意味でそのままデータを格納するイメージになります。宣言は
    var hairetsu = [];

と書きます。初期値を入れる場合は
 var hairetsu = [“田中”, “鈴木”, “福岡” , “長野”];

と書きます。
コンストラクタ方式と同じようにhairetsu[0]に”田中”が、hairetsu[1]に”鈴木”が入ります。

では、先ほどの式の中で、数値を保存する配列を準備し、それぞれ保存させ、最後に3番目と7番目の数を表示させてみましょう。
 
var i, sum;
var nyuryoku = new Array();

sum = 0;
for(i=0;i<10;i++){
    nyuryoku[i] = prompt("数値データを入力してください");
    sum += parseInt(nyuryoku[i]);
}
document.write("10回入力した数値の合計は"+sum+"です<br>");
document.write("3番目の数は"+nyuryoku[2]+"です<br>");
document.write("3番目の数は"+nyuryoku[6]+"です<br>");

この配列は、一つの名前でまるで複数のみかん箱に順番にデータを格納していきます。
配列の名前[添字]
と書くことでミカン箱を特定できる配列です。
一次元配列と呼ばれます。

普通の配列ですね。
なぜ、わざわざ「『一次元』配列」と呼ぶのでしょうか?

それは一次元ではない配列があるからです。

 
Publish : 2515 bytes - updated 2024-07-31 by 管理人